経済開放度が進む北京

経済開放度が進む北京

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[2012/05/21]    北京(Beijing)の経済開放度と国際的な影響力は、どのように進んでいるのだろうか。

北京市の経済施策としては、2009年5月に公布した「多国籍企業の北京における地域本部設立奨励に関する若干規定」により、補助金や奨励金の制度を設立している。また、2011年に発表した第12次5ヶ年計画では、「2015年までに国際的な文化の中心、優秀な人材が集まり、多国籍企業の地域本部が集まる都市を目指す」としている。

それらの施策の結果、2011年1月の時点で、北京市が外資誘致において21の国際大都市で第2位となった(北京市商務委員会発表)。また、2012年3月に国家発展改革委員会国際協力センターが発表した対外開放指数ランキングでは、中国大陸部31省(自治区・直轄市)のうち、技術の開放度で北京が1位となった。

北京は、政治・経済・科学技術・文化、そして国際化において、今後も大きな影響力を持つことは間違いないだろう。

  

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