北京の自動車事情

北京の自動車事情

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/21]    経済の発展が続く北京(Beijing)だが、都市部の交通事情はどのような状況だろうか。

中国の首都である北京では、人口と自動車所有台数は増加の一途を辿り、それに伴い交通渋滞も著しい。北京市は、新規自動車購入について、2011年1月1日より抽選方式とすることを決定した。ラッシュアワーの北京市内の移動には、時間に余裕を持って行動するとともに、地下鉄や公共バスなどの代替策を事前に把握しておくことが大切だ。

なお、外国人が中国で自動車を運転するには、国際免許証は使用できず、中国の免許証を取得する必要がある。免許を取得できるのは、外国人居留許可証を持った長期滞在者のみである。

このため、中国国内で運転をする機会はあまりないだろうが、もしも北京市内を運転する場合は、バイクタクシーなどに注意するとともに、日本と異なる交通ルールに注意する必要がある。日本との主な違いは以下のとおりである。

  • 左ハンドルで右車線を走行
  • 右折の場合は、信号が赤でも通行することができる
  • T字路の直線側については、常に通行することができる
  • 交差点の直進優先はない
  • 夜間の点灯は、該当の点灯以降に行う。

  

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