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このコラムは、リサーチ・コンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。
[2012/05/21] ブラジルと日本の往復貿易額は増加傾向にある。ブラジルの輸入品目から、各国の特色や日本の強みはどのような関係なのだろうか。
ブラジルの最大輸入国はアメリカで、上位品目から挙げると燃料油(ディーゼルなど)、航空機部品、石炭粉、医薬品などを輸入している。ブラジルの輸入相手国の第2位は中国で、輸入品目は順に携帯電話、自動データ処理機関連、鉄鋼製品などである。第3位はアルゼンチンで、自動車、小麦割合が大きい。第4位はドイツで、医薬品、自動車部品が主要品目である。第5位は韓国で、乗用車で急速にシェアを伸ばしている。第6位は日本で、自動車部品、乗用車、べアリング、測定関連機器など、機械部品の品目に集中している。
ブラジルは、消費者の所得向上とローン購入の普及を背景に、自動車などの耐久消費財や電化製品の輸入が上昇し続けている。
中間所得者の増加に伴い、賃貸住宅需要や品質への高級志向、健康・美容志向なども高まっていくことが予想され、現地のニーズに特化したマーケティングが求められるだろう。
ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
対応言語 | 340 言語 |
エキスパート | 14,369 名 |
海外提携企業 | 421 社 |