ベトナム語と外国語

ベトナム語と外国語

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/22]    ベトナムは多くの民族が住む多民族国家であるが、ベトナムの公用語はベトナム語であり、文字はクオック・グー(Quoc Ngu)を使用している。発音は、北部、中部、南部で差が大きく、公用語として話されているベトナム語は、一般的にハノイを中心とした北部の言葉である。

ベトナム語の特徴は、中国語経由の言葉が多くある(以前は漢字を使っていた)ため、漢字に変換できる日本語と良く似た言葉が多くあること、日本語のような敬語表現はないこと、さらに時制などの語尾の変化がないため、文法的には単純で日本人には学びやすいと言われている。

近年、ベトナム国内では英語教育に力を入れており、英語の使用人口が増えてきている反面、社会主義国同士ということで話者が多かったロシア語や、旧宗主国ということで話者が多かったフランス語の使用人口が減ってきているようである。外国人や旅行者を多く相手にする所では英語はよく通じる。また、観光客の多いお店によっては日本語が通じるところもある。

  

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