カンボジアと日本の関係

カンボジアと日本の関係

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/23]    日本カンボジアの外交関係は1953年に始まり、1955年12月には「日本・カンボジア友好条約」が締結された。クメールルージュ時代(いわゆるポル・ポト時代)の1975にプノンペンの日本大使館は閉鎖されたが、1992年に再開され、その後日本カンボジア間の要人往来も多くなっている。

カンボジアにとって、日本は最大の援助供与国となっており、2009年度までの援助実績は円借款約312.91億円、無償資金協力約1,383.11億円、技術協力554.97億円となっている。また、近年は好況に沸くカンボジアへの投資案件も増加傾向にあり、これまで縫製工場中心であった進出が、より幅広い業種へと広がりつつある。カンボジアの内需を狙った進出も徐々にではあるが見られるようになっている。

日本カンボジアの関係は、経済協力だけではなく、防衛交流、文化関係、人権と広範囲にわたっており、今後も日本カンボジアのさらなる関係強化が期待されるところである。

  

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