注目が高まるベトナムの消費者市場

注目が高まるベトナムの消費者市場

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/24]    中国への一極投資のリスク分散や、タイの洪水を受けたリスク分散などにより、ベトナムへの進出が熱を帯びており、多くの日系企業がベトナムに進出しているが、人口約8,500万人を擁するベトナムは巨大な消費者市場としても注目されている。

ベトナムは人口もGDP成長率も上昇を続けており、生活水準の上昇に伴い中間層富裕層が増えている。特にベトナム富裕層の増加率は、アジアの中で中国、インドについで第3位という位置づけにある。

ベトナムがWTOに加盟したことや流通の規制を緩和したことにより、外資系の大型スーパーやショッピングセンターの建設も進み、多くの中間層富裕層消費者が利用している。ベトナム消費者は高級品やブランド品に興味を持つようになっており、多くの多国籍企業は、今後も増加すると予想されるベトナム中間層富裕層向けのビジネスに注目している。

  

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