アメリカで人気が続くフードトラック進出

アメリカで人気が続くフードトラック進出

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/24]    アメリカでは、2008年に韓国系のフードトラック(ケータリングトラック)が人気を博して以来、オフィス街やマーケット、観光地でのフードトラックの進出が続いている。ロサンゼルス近郊で営業するフードトラックは、現在4,000台以上と言われる。フードトラックがここまで進出し得た背景は何だろうか。

  • 景気の低迷により、手軽な食事が求められるようになった。
  • レストラン等と比べて開業コストが低く、シェフや起業家が参集した。
  • SNS(ソーシャルネットワーク・サービス)で宣伝・追跡ができた。
  • 従来の軽食のイメージを覆すグルメ度の高い料理が提供された。

その一方で、場所取りの困難さや近隣レストランからの苦情、営業許可の下りにくさ、売上予測の難しさなど、軽装備の進出故の苦労も多いようである。

アメリカは、グルメ専門のテレビチャンネルやフードフェスティバルの開催なども盛んで、フードトラックの進出はパフォーマンス性・利便性と需要がマッチした一例だろう。

  

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