ブラジル進出が進む外食産業

ブラジル進出が進む外食産業

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/24]    日本からの外食産業は、東南アジアをメインに進出しているが、経済成長著しいブラジルの外食市場はどうなっているのだろうか。

ブラジルでは所得水準の向上により、外食の習慣が増え、週末に家族で外食をするのが一般的になりつつある。ブラジルの外食産業に最も多く進出しているのはアメリカ企業で、ハンバーガーやピザのチェーン店、カジュアルダイニング系などを中心に展開している。

日本とブラジルの食事の共通点は、主食が米であることだろう。ブラジルの国民的料理ウェイジョアーダは、黒豆(フェイジョン)や肉類を煮込んだ料理で、ご飯や炒めた野菜と一緒に供される。サンパウロでは、日本の牛丼チェーンが進出し、ブラジル人家族や日系ブラジル人(リベルダージ)、駐在日本人などで賑わっている。

海外に進出する日本の外食産業は、サービスの質や現地料理との融合で定評があり、ブラジル進出のチャンスはこれからポテンシャルが大きいといえる。

  

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