トルコ国旗の由来

トルコ国旗の由来

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[2012/05/24]    アジアとヨーロッパの間に位置するトルコ国旗は赤地に白の新月(三日月)と五芒星を配した旗であり、通称「新月旗」や「月星章旗」と呼ばれる。

赤地はオスマン王朝の象徴の色、新月と星はイスラムのシンボルであるであるが、三日月と星の組み合わせはオスマン帝国がシンボルとして用いていたため、それが後にイスラムのシンボルになったともいわれている。

三日月と星が用いられるようになったきっかけには様々な伝説があるが、トルコでは700年以上昔から赤地の国旗を使用しており、オスマントルコ帝国から現在のトルコ共和国となった際にも、旗のデザインの基本は変更されることはなかった。その後、トルコ共和国の国旗として継続して使用されるようになり、現在のトルコ国旗は1936年5月29日のトルコ国旗法により定められたものである。

  

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