中国の旧字体、繁体字の翻訳

中国の旧字体、繁体字の翻訳

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/04/03]    「中国」の中でも香港及び台湾で標準字体として使用されている繁体字は、日本の「旧字体」に相当し、中華人民共和国の建国以来教育が急がれ、公式に使用されるに至った所謂「簡体字」とは一線を画しますが、その大陸側の中国でも経済が発展するにつれ、消費財の高級化が進展し、それらの商品名や、説明書、広告・宣伝などには依然、繁体字の使用が見られます。大陸側でも、台湾は先進的地域と看做されており、旧日本領だったこともあって、繁体字には「高級」なイメージを持つ人が多いことがその理由であるとされています。詳細には、香港と台湾とでは同じ繁体字でも字体の細部や、用法などにも相違が見られ、また中国語の範疇のうち北京語(普通話)台湾語、広東語、上海語、客家語などのうち、どの言語を記述するかによっても相違があります。クロスインデックスでは、世界中の中国語話者の人的ネットワークにより、そのいずれにも仔細に至るまで対応した翻訳エキスパートを選任致します。

  

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