簡体字、繁体字などの中国語

簡体字、繁体字などの中国語

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/04/09]    中国語とは中国大陸側中国中華人民共和国)、台湾(中華民国)をはじめ、東南アジア、南北アメリカ、ヨーロッパ、そして日本などに於ける中国系住民としての華僑の間で母語として話されている言語であり、現在中国語を母語とする話者人口は12億人と世界一を誇ります。
現代の中国語は、かつて首都である北京で宮廷の官僚達が話していた「北京官話」を母体として成立した「普通話」が中国全土の共通語ですが、例外にも非常に多くの方言が存在します。例えば広東語、上海語、客家語などが話者人口も多く、代表的な方言です。「中国語」は、シナ・チベット語族中国語に分類され、単語の活用(語形変化)が無く、文中の単語の位置、即ち語順によって語と語の関係を表す、孤立語の特徴を強く示しますが、「元」の時代以後はアルタイ語化の傾向を示し、日本語のように助詞や助動詞によって格を表すなど、膠着語に似た性質も見ることが出来ます。中国語最大の特徴は発音とイントネーションで、単音節の語を四声と呼ばれる発生や発音の抑揚により、語の意味の弁別を行い、特に音声が重要な言語の一つです。文字は漢字が使用され、現在では主に中国大陸側と台湾とで簡体字、繁体字の区別などがありますが、中国語の発音をラテン文字のアルファベットで表記するピンイン字母なども使用されています。
現存する世界最古にして世界最大の話者数を数える中国語は、地域や時代による変化に極めて富む言語ですが、クロスインデックスは世界中に張り巡らせた人的ネットワークにより、そのほとんどをカバーした中国語の通訳サービスをご提供出来ます。

  

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