イタリア語のテープ起こしスキル

イタリア語のテープ起こしスキル

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/04/23]    イタリア語の発音は日本語の発音に似ており、音素自体が少なく、発音そのものは単純なため、比較的リスニングし易い言語に部類します。しかし、テープ起こしの作業では、その言語の発音・音韻体系の特徴よりも、そこでトピックとして扱われているテーマが何であるかによって、テープ起こしの担当者を選定しなければなりません。同じイタリア語が話されていても、医学領域とアートの世界、金融の分野とエレクトロニクス学界とでは、各々の「業界」で話される話題の内容は非常に異なり、専門用語だけでなく表現やイディオムなども大きな相違があるからです。テープ起こしに限ったことではありませんが、全ての言語サービスにその専門分野の背景がスキルの一部として要求されることがご理解戴けるでしょう。

  

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