スペイン語の翻訳

スペイン語の翻訳

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/11/30]    スペイン語翻訳事案で多いのは、スペイン語圏でもやはり人口構成に比例して、ラテン・アメリカのスペイン語の翻訳です。わが国では歴史的にメキシコやペルー、アルゼンチンなどに移民を送り出した経緯がありますので、同じスペイン語圏でも欧州のスペインよりは寧ろラテン・アメリカのスペイン語圏の方に繋がりが強く、馴染みもある訳です。これら欧州のスペイン語と、中米、南米のそれとは各々方言の相違が色濃く見られます。また北米にもスペイン語を母語とする話者は多数在住しており、その他アフリカやオセアニア、東南アジアではフィリピンでも一部スペイン語話者が存在します。かつての世界帝国スペインの海外領土であった国や地域では、今なおスペン語が使用されており、やはりそれぞれローカルな特色があります。書き言葉としても、語彙やその用法、文法、単語の綴りなども各々独特のものがあります。それだけにスペイン語の翻訳案件では「どの国や地域のスペイン語」を翻訳するかによって、手配する翻訳者を選定する必要があります。それらのいくつかに通じた翻訳も存在しますが、やはり翻訳者の母語が対象言語である方が、より望ましい場合が多いのです。クロスインデックスは、それらを考慮に入れ、最適任のスペイン語の翻訳者をアサインします。

  

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