自動翻訳ソフトと翻訳者による翻訳の違い

自動翻訳ソフトと翻訳者による翻訳の違い

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/12/14]    インターネットで検索すると、外国語を簡単に翻訳できる自動翻訳ソフトやサイトがあります。そのように検索エンジンで出てきた翻訳サイトなどで重要な文書を訳してしまうと、実は困ったことが起きることがあります。それはインターネット上の自動翻訳は、あくまで単語のみの翻訳にすぎず、文法や話しの流れに合った表現が使われることはないからです。近年コンピュータの処理能力の進歩によって、急速に発展している自動翻訳の分野ではありますが、やはり人の手による翻訳にはかなわないのが現状です。翻訳者の知識と経験によって生み出される翻訳文章は、原文の中の同じ言葉でも、訳す人によって使われる単語が違っていることもありますので、その意味で翻訳に色をつけることができます。また技術翻訳マニュアル翻訳など、用語を統一したい時はそれも可能なため、やはりこのような理由からも、翻訳作業はまだまた人の手が必要な作業なのです。

  

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