2017年の国際ビジネスの概況および影響を与えるトピックス

2017年の国際ビジネスの概況および影響を与えるトピックス

2017年における国際ビジネスの概況および影響を与えると思われるトピックスを
弊社代表中村が俯瞰し、以下にご案内いたします。
(当方の所感に基づくため、顕在化していないものも含む)

  

地勢学的な要因も強く影響を受けており、政治、経済ともに日本国にとっては予断を
許さない状況が続いております。

  

【2017年国際政治・経済・ビジネス概況】
以下の通り、国際環境をマイナス、プラス要因に分解すると、マイナス要因がプラスの
2倍以上存在するのが端的に今年の状況を物語っています。

  

■マイナスインパクト
1.中国の減速
2.日本国内における中国人の爆買いの減退
3.米国の貿易圧力
4.各国における極右派台頭
5.北朝鮮問題、韓国の政府・大手企業の摘発
6.テロ(フランス、アメリカ、その他諸国)
7.各国の移民受け入れ政策の功罪
8.トランプ政権の功罪
9.国内人口減→労働人材確保難(外国人の受け入れへの仕組みづくり)
10.電機メーカーの収益悪化と外資系による買収のパターン化?
11.日本国の金融・経済政策の手詰まり感
12.環境配慮への各国の意識・投資減退、短期成果政策の採用
13.外部圧力やリスク回避を受けての円高回帰
14.個人消費の手控え(巣ごもり型消費の加速)
15.安定国家下での日本人若年層の能力、意識の低下(安易な転職市場)
16.シェアリングエコノミーの台頭(当該新市場創造も、製品・サービスの市場規模縮小)
17.労働者が安易にSNS等で企業の悪口を流布し、結果、企業価値向上に真剣な
企業がブラックレッテルを貼られる社会的風潮、それに伴う日本の企業力減退

  

■プラスインパクト
1.自動運転車両を始めとしたAI搭載機器の普及
2.無人飛行機(ドローン)の商用化(軍用、空撮、農業、災害、玩具等)
3.IoT:スマートホーム等
4.個人のQOL向上意識とそれに伴った需要
5.2020年東京オリンピックを見据えた各種需要のさらなる顕在化
6.新興国、途上国のGDP成長に伴う日本製品へのリーチ増加
7.日本のアニメやオタク文化のオリジナリティが日本製品プロモ上の救世主となりえるか

  

2017年4月1日 代表取締役/エグゼクティブコンサルタント 中村知滋
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