世界のホリデーシーズンを考慮した海外通訳

世界のホリデーシーズンを考慮した海外通訳

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2014/01/10]    日本もクリスマスは大きなイベントですが、国民的な祝日ではありません。しかし、多くのヨーロッパの国では12月25日は休日となり、この時期に作業を依頼できる通訳者や翻訳者を探すのには苦労します。けれどもさらに注意が必要なのは東欧諸国です。東方正教系の国々ではクリスマス自体が12月25日ではありません。ロシアやウクライナ、セルビアやグルジアでのクリスマスは1月7日です。一方、ユダヤ教では全く暦が異なっており、新年を迎えるのは毎年秋ごろになります。イスラム圏では正月よりも、秋ごろの断食明けが大きなホリデーシーズンとなります。韓国ではお正月は1月1日ですが、旧暦でお祝いするので毎年数カ月違ってきます。中国では、西暦の正月も旧暦の正月もホリデーシーズンになり、さらに近年ではクリスマスのホリデーシーズンも定着しつつあります。世界中の専門家とともに業務を行うため、通訳や翻訳のスケジュールを立てるときには世界のホリデーシーズンを考慮する必要があります。

(S.N.)

  

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