英語逐次通訳の盲点

英語逐次通訳の盲点

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2014/02/24]    英語圏以外の海外で英語の逐次通訳をご依頼頂く際に、お客様から「言語は英語でいいですよ」とコメント頂くことがありますが、ときにはそれが凶と出る場合があります。
英語圏以外の外国に住む日本人通訳者の多くが一番得意とするのは居住地の公用語と日本語との間での通訳です。そのため、例えばマレーシアなどの外国において逐次通訳者を探す場合には、「英語逐次通訳者の方がマレー語逐次通訳者よりも探しやすいのではないか」とのお客様の配慮により逆に手配の難度が上がってしまうこともあります。英語が多くの国で話されている現在、英語逐次通訳は万能の通訳というイメージがあるのは自然なことですが、その土地ごとの言語の通訳の価値は、絶対的に忘れてはならないでしょう。

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