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このコラムは、通訳・翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。
[2014/06/25] 日本語の漢字をパソコン等に入力するには、かな、あるいはローマ字から変換するのが普通ですが、漢字しかない中国語はどのように入力するのか、ご存知でしょうか。主に中国大陸で使われている簡体字の場合は、ピンインというアルファベットによる発音表記法が普及しているため、PC入力に特殊文字は必要ありません。これに対して台湾では、同じ北京語でも注音(チューイン)という独自の発音記号を使うのが一般的です。もっと大変なのが香港で、広東語にはアルファベットによる体系化された表記方法がないため、漢字を部首や構造で分類し、検索する「倉頡(そうけつ)」という方法が主流でした。しかしこれは相当慣れた人でないと難しい方法のようで、標準語(北京語)ができる人はピンインで入力することも多くなっているようです。今の中国語の翻訳者にはこういった入力方法に習熟していることも求められます。
ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
対応言語 | 340 言語 |
エキスパート | 14,369 名 |
海外提携企業 | 421 社 |