本レポートは、海外調査や海外進出、海外出張などを検討しておられる企業様や、海外の政策や法律動向を見ておられる官公庁様、さらには学校法人様、現地事情にご関心のある個人の方に向けて執筆しております。
BRICs、NEXT11、VISTAなどのキーワードで取り上げられ、注目されている新興国のうち、インドネシア、中国、マレーシア、メキシコ、タイ、バングラデッシュ、南アフリカ、ロシア、ブラジル、ベトナム、韓国、フィリピンの19カ国を対象に、クロスインデックスの現地調査員の情報提供の下に配信してまいります。また、今後、アルゼンチン、UAE、エジプト、トルコ、インド、パキスタン、ナイジェリア、イランなどの国々を追加していく予定です。
代表取締役社長 中村知滋
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躍進するブラジルの支払カード産業便利で手軽、迅速、安全、充実したサービス――ブラジルでは、近年、レストランやショッピングセンター、スーパーマーケットにおいて、カードで支払いを済ます人が多くなっている。 ブラジルのクレジットカード・サービスカード企業協会(Associação Brasileira das Empresas de Cartões de Crédito e Serviços=Abecs)によると、2008年、ブラジルでクレジットカードやデビットカード、ギフトカードなど各種支払カードを利用した購入総額は3887億レアル(約16兆688億5800万円、1レアル=41.34円換算)に達し、前年に比べ24%アップとなった。 |
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福利厚生をプリペイドカードで支給投資情報サービス会社、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody’s Investors Service)の報告によると、ブラジルにおける支払カードの所有枚数は一人当たり平均2.4枚という。 |
外国企業が福利厚生カードの潜在力に期待福利厚生カードは、年商60億レアル(約2480億4000万円)のフランス系ホテル経営グループのアコー(Accor)のチケット(Ticket)、続いて、クレジット会社のVISAがブラジル国内の銀行数社と共に設立したCBSSのヴィザ・ヴァレ(Visa Vale)、低額取引処理システムを開発したSmart.Net.社を傘下に有するブラジル資本のVRグループ(Grupo VR)のヴェ・エッヒ(VR)、フランス系大手ケータリング会社のソデクソ(Sodexo)のパス(Pass)などが挙げられる。 |
![]() ブラジルの支払カード (手前3枚が福利厚生カード) |
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ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
対応言語 | 340 言語 |
エキスパート | 14,369 名 |
海外提携企業 | 421 社 |