本レポートは、海外調査や海外進出、海外出張などを検討しておられる企業様や、海外の政策や法律動向を見ておられる官公庁様、さらには学校法人様、現地事情にご関心のある個人の方に向けて執筆しております。
BRICs、NEXT11、VISTAなどのキーワードで取り上げられ、注目されている新興国のうち、インドネシア、中国、マレーシア、メキシコ、タイ、バングラデッシュ、南アフリカ、ロシア、ブラジル、ベトナム、韓国、フィリピンの19カ国を対象に、クロスインデックスの現地調査員の情報提供の下に配信してまいります。また、今後、アルゼンチン、UAE、エジプト、トルコ、インド、パキスタン、ナイジェリア、イランなどの国々を追加していく予定です。
代表取締役社長 中村知滋
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利用者2.98億人、伸び率42%と急成長する中国のネット利用人口『2008年中国ネットショッピングの総括及び2009年のネットショッピングの展望』(CNNIC 中国インターネットネットワーク情報センター)という報告書によれば、中国のインターネット使用人口は2008年末に2.98億人に達し、利用者数では世界一のネット大国となった。 前年比で41.9%と急成長しており、全人口に対する普及率では22.6%に過ぎないことを考えると、今後数年間はこの勢いが止まる気配はない。 |
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2008年5月に登場、
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数々のゲームを通じて「お金」を稼ぐ要素が人気の秘密?人気の秘密は、ゲーム性が高いこと。開心網には「所持金」という項目がある。この時点ですでに日本人になじんだSNSというより、オンラインゲームのような性格が強いことが窺える。登録当初は少ない所持金を、駐車場を奪い合うゲームやレース大会の賞金、自分で建てた「家」に友人を招待することなどで得られる代金などで少しずつ増やしていく。そうして得たお金はよりよい「車」を購入したり、「家」を豪華にしたりということに使い、さらにゲームを有利にしていくことができる。 筆者の中国人の友人のページを見せてもらった。筆者と彼の共通の知人はほとんど登録していた。利用率の高さは本当のようだ。別の友人によれば、「開心網にアクセスするのはほとんど仕事中で、ちょっと手が空いた時。毎日触らないとお金が増えないから、無意識にアクセスしちゃう」とのこと。上海や北京など、同じ都市部のホワイトカラーでも収入の格差の激しい中国。所持する車や家のグレードを知らず知らず比較してしまうのは習いだ。そういった心理を酌み、ネット上でバーチャルな競争の場を提供していることも人気の秘密だろう。 |
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ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
対応言語 | 340 言語 |
エキスパート | 14,369 名 |
海外提携企業 | 421 社 |