海外調査や海外進出、海外出張などを検討しておられる企業の方々を対象に、クロスインデックスの現地調査員からの情報を元に掲載しております。
BRICs、NEXT11、VISTAなどのキーワードで取り上げられ、注目されている新興国のうち、中国、韓国、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア、インド、バングラデッシュ、パキスタン、ロシア、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、UAE、エジプト、トルコ、南アフリカ、ナイジェリアなどの国々を対象としております。(国別レポート一覧はこちら)
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日本企業のコールセンターは、近年ほぼアウトソーシングに移行しており、サポートセンターの拠点も仙台市や札幌また沖縄、とロケーションフリーが常識である。電話網やPBX(電話交換機)のIP化が遠隔拠点のカスタマーサポートを可能にしている。さらにコールセンターのアウトソーシングを海外に展開する日系Sier(情報通信系システムインテグレーター)も増えており、タイも選択肢の重要な一カ国と言えよう。バンコクにコールセンターを展開する日系企業としては、日本のテレマーケティング大手のトランスコスモス社やもしもしホットラインなどがある。 |
タイでの収入と生活
タイにコールセンターを構築する主なメリットとしては、コールセンターへの優遇政策や安価な人件費、オフィス家賃をあげることができる。日本人が就労ビザと就業許可証を取得する上でのおおまかな条件には、日本人の給料が50,000バーツ以上であることや外国人労働者一人に対してタイ人従業員を四人雇用することなどがあるが、コールセンター業務はタイ投資委員会(BOI)の優遇措置を受けることができ、外国人採用の規制が緩和されている。人件費は日本国内に比べてかなり抑制されており、おおよそ月30,000バーツ前後(約8万円)、時給は200バーツ(約540円)の求人が多い。 |
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日本企業のタイ進出
日本のテレマーケティングの市場規模は2010年で6,113億円、コンタクトセンターCRMソリューションの市場規模は同じく2010年で4,507億円である。いずれも年0.7-2.0%の増加を今後も続けていくと見込まれている。 |
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ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
対応言語 | 340 言語 |
エキスパート | 14,369 名 |
海外提携企業 | 421 社 |