
海外調査や海外進出、海外出張などを検討しておられる企業の方々を対象に、クロスインデックスの現地調査員からの情報を元に掲載しております。
BRICs、NEXT11、VISTAなどのキーワードで取り上げられ、注目されている新興国のうち、中国、韓国、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア、インド、バングラデッシュ、パキスタン、ロシア、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、UAE、エジプト、トルコ、南アフリカ、ナイジェリアなどの国々を対象としております。(国別レポート一覧はこちら)
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韓国で手軽に一杯のコーヒーと言えば、スティック型コーヒーだ。スティックの中にはインスタントコーヒー粉、砂糖、クリープが入っており 、お湯を注ぐだけで程よく調合されたコーヒーになる。職場で、家庭で、手軽に利用されている。出先や集まりなどでも紙コップとポットで即席コーヒーを楽しむ人が多い。日本人からすると味は甘ったるく濃いめである。 |
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韓国のコーヒーメーカー韓国でのコーヒーメーカーは東西食品(dongsuh,マキシム)、南陽食品(namyang)、ネスカフェ等がある。シェア1位は東西食品である。昨年末、本来、粉ミルクの製造会社である 南陽食品からクリープに無脂肪の牛乳を加えたスティックコーヒーが発売され、”まだ科学甘味料を飲みますか”といったキャッチフレーズで、販売が急増、シェアを拡大した。 東西食品もクリープに無脂肪の牛乳を加え、広告にフィギュアスケートのキムヨナを起用し、巻き返しを図っている。スティックコーヒー戦争とニュースになった。これらのスティックコーヒーは大型マートでは100個、200個入りが主流で売られており、販売スペースも広く、販売されている位置も中央にあることが多い。100個入が14000ウォン程(約1000円程)で販売されており、1杯が10円程の価格である。 |
急増するコーヒー専門店若い世代を中心にコーヒー文化が変りつつある。最近、コーヒーショップが急増している。スターバックス等、本格的なコーヒーを飲むには、明洞等、市内の大通りに出なければならなかったが最近、住宅街や駅周辺にもコーヒーショップが目につくようになった。テイクアウトも可能だ。大きなコップに細いストローがついている。職場で食後にテイクアウトのコーヒーを買っていくのもよくある光景だ。コーヒー専門店でのコーヒーの価格は1杯4000ウォンから5000ウォンと割高だ。一般的な会社員の昼食費は6000ウォン(約400円)程なので、かなりの割高である。 |
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今後、期待できるコーヒー事業本格的なコーヒーを楽しむ人が増え、コーヒー専門店や家庭でのコーヒー機も普及が進んでいる。ただ、日本にある手軽なドリップコーヒーは種類がまだまだ少ないのが現状だ。今後、本格的で手軽なドリップコーヒーの普及が進むことが予想されそうだ。 |
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| ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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| エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
| 対応言語 | 340 言語 |
| エキスパート | 14,369 名 |
| 海外提携企業 | 421 社 |