‘アップデート2012’ カテゴリーのアーカイブ
2012年5月9日 水曜日
アフリカの紛争
クロスインデックスには、リサーチ・コンサルティング部、通訳・翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、リサーチ・コンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。
[2012/05/09] 1990年代と比較して、アフリカでの紛争は減少してきており、スーダン、ソマリアなどアフリカでも限られた地域が紛争地域となっている。
アフリカにおける紛争リスクに対しては、アフリカの石油産出国や資源国でビジネスを行う上では常に注意しなくてはならない。実際、2011年にリビアでは、デモから発生した紛争が、内戦にまで発展した。
アフリカでは、部族間の衝突や政変、クーデターなどが紛争に発展するケースもある。このような紛争地域への渡航やビジネスは安全面から控えるべきであるが、紛争に巻き込まれてしまった際の備えは必要である。情報の入手が難しいアフリカでは紛争を含めたリスク管理のための情報収集は重要である。
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2012年5月9日 水曜日
高品質な英語のリライト
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[2012/05/09] 英語のリライトは、商業文や通信文、論文や紀要など学術文書に関してのご依頼が非常に多くあります。そのような学術文書では、教養ある英語のネイティブ話者が読んでも名文と言えるような洗練されたレベルの英語の修辞的筆力が求められますので、英語のリライトは必要不可欠です。
クロスインデックスでは、学術文書の英語リライトでは、クライアント様には先ず固有名詞や専門用語などのご指定戴いた上で、それらご指定の用語は改変せず、文法や文章の論理構成や文脈などに細心の注意を払い、高品質な英文になるような英文リライト・サービスをご提供しております。
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2012年5月9日 水曜日
農業国インドネシアでの市場調査
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[2012/05/09] イスラム教国としては世界最大であり、国土のほとんどが大小の島々から成るインドネシアは、日本の2倍ほどの2億4千万人の人口を有します。インドネシアは豊かな国土に恵まれた農業国ですが、また同時に豊富な地下資源を利用した工業や貿易などの産業も盛んです。日本企業の進出も非常に多く、インドネシアでの市場調査のご依頼を頻繁に戴きます。多民族国家で多言語文化を持つインドネシアでの市場調査はクロスインデックスの現地調査エキスパートがサポート致します。
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2012年5月9日 水曜日
バンガロールでの市場調査
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[2012/05/09] インド南部に位置する庭園都市バンガロールでの市場調査はハイテク産業が集積する都市だけに、IT関連や重電、航空宇宙のビジネス分野の市場調査が大部分を占めます。ビジネス領域の他は大学など研究機関などでの科学技術分野の調査などもよくご依頼を戴きます。言語別では多くは英語による市場調査ですが、時に南部インドのローカルな公用語であるカンナダ語や、タミール語、ヒンディ語などによる市場調査のご要望を戴きます。もっとも、バンガロールでの英語による市場調査エキスパートはたいてい他のインドのローカル公用語を母語とし、場合によっては更に第三、第四の言語としてインドのローカル言語を話しますので、多言語による市場調査の手配であっても心配はありません。日本側ではバンガロールでの市場調査実績があるクロスインデックスが窓口を務めます。
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2012年5月9日 水曜日
巨大消費地ジャカルタでの通訳派遣
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[2012/05/09] インドネシアの首都にして最大の都市であるジャカルタは人口2200万人を数える世界第二位のメガシティでもあります。ジャカルタの新興中間層8000万人が形成する市場規模は巨大であり、成長著しいインドネシア経済を論ずる際にジャカルタ抜きに語ることは出来ません。巨大消費地としての購買力を持ちながらも、インフラの整備などまだまだ大規模な需要の拡大が見込まれるジャカルタへは、日本企業様から現地出張される方も多数に上り、多くの場合は現地通訳派遣のご依頼を戴きます。
イスラム文化圏であるインドネシアにも広範な人的ネットワークを持ち、海外進出コンサルタントのクロスインデックスは、現地での言語サービスとして通訳派遣もご支援致します。
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2012年5月9日 水曜日
ロシア語の日本アニメイベント外国人派遣
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[2012/05/09] ロシア語のイベントは近年、ロシア側でも日本のカルチャーが流行の先端を行き、日本製アニメーションなどマニアックな分野のイベントも開催される機会が非常に増えました。つい先年まで、日本アニメの同人誌販売やキャラクターに扮するコスプレ・イベントなどは西ヨーロッパのイギリス、フランス、イタリアなどでの開催例が取り上げられていましたが、ここ数年は、ロシアでも「ジャパニメーション」が大変なブームで、そのようなイベント会場では日露両国何れの場合も、日本人の派遣よりもむしろロシア語話者の派遣依頼を多く戴くほどです。
クロスインデックスは日本アニメのコアな領域の「スキル」を持ったロシア人の派遣もお請け致します。
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2012年5月8日 火曜日
シンガポールのビザ(査証)について
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[2012/05/08] シンガポールに空路で入国する際には30日以内の期間滞在であれば、ビザは必要ない。また、陸路でのシンガポールへの入国でも14日間であれば、ビザは不要である。しかし、シンガポールで就労したり、学校に入学したり場合などそれ以上の期間の滞在が必要になる場合には、ビザが必要になる。
例えば、観光、商用、空路で30日以上、陸路で24日以上シンガポールに滞在する場合には、ソーシャル・ビジット・パスというビザが必要になる。また、シンガポールで就労する場合は、エンプロイメント・パスという就労ビザを取得しなくてはならない。シンガポールの学校に入学する学生の場合には、スチューデント・パスという学生ビザが必要となる。
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2012年5月8日 火曜日
ポルトガル語を母語とする国々のつながり~ブラジル他
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[2012/05/08] ポルトガル語を母語とする人口は約2億人で、話者人口としては世界7、8番目に大きい。ポルトガル語を母語とする人口はポルトガルとその旧植民地に分布しており、複数の大陸にまたがって話されるのが歴史的な特色と言える。ポルトガル語を公用語とする国は、欧州のポルトガル(1064万人)、南米のブラジル(1億8000万人)の他に、以下の諸国がある。
アフリカ:アンゴラ、カーボベルデ、ギニアビサウ、サントメ・プリンシペ、モザンビーク、赤道ギニア
アジア:東ティモール、マカオ
上記10カ国のうち、マカオと赤道ギニアを除く8カ国は、ポルトガル語諸国共同体(Comunidade dos Países de Língua Portuguesa, CPLP)を結成している。CPLPは、対等な立場で政治・経済・文化の面で協力することを目的に、1996年7月17日に結成された。結成の懸け橋であるポルトガル語の普及にも力を入れている。事務局はポルトガルのリスボンで、国家元首会議が2年に1度開催され、議長国は 2年ずつ交代で行う。また、外相会議が毎年開催されるほか、常任運営委員会が月次会合で開催されている。
CPLPは、世界各地に点在しているメリットを活かし、様々な経済活動を行っている。具体的には、ポルトガルはブラジルへの直接投資を1990 年代後半から増加させている。また、ブラジルはアフリカとの関係強化にあたり、アフリカにあるポルトガル語圏諸国を拠点としており、輸出や石油開発、エタノールの普及や農業開発などに取り組んでいる。
日系企業としても、ポルトガル語を公用語とする国へ進出する際は、このような言語的繋がりも戦略のヒントになるかもしれない。
ちなみに、ブラジルにおいては、まずポルトガル語でないと話が通じない。英語が達者なビジネスマンでもポルトガル語の通訳者を介在して、商談等に臨む必要がある。
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2012年5月8日 火曜日
バングラデシュの通貨と経済
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[2012/05/08] バングラデシュ人民共和国の通貨は、タカ(ISO通貨コードはBDT)で、1タカはおよそ1円である。また、通貨の補助単位としてパイサがあり、100パイサ=1タカで計算する。高額通貨を計算する場合は、ラクもしくはクロレという呼び方が使われ場合もある。1ラク=10万タカ、1クロレ=100ラク=1千万タカとなっている。
タカの通貨紙幣は8種類あり、1タカ、2タカ、5タカ、10タカ、20タカ、50タカ、100タカ、500タカとなっている。また、硬貨として1パイサ、5パイサ、10パイサ、25パイサ、50パイサ、1タカ、2タカがある。
タカのレートは、バングラデシュ銀行が公認為替取引業者との取引で決まる。バングラデシュは、人口密度が1100人/km2以上と言われており、都市国家を除いて世界一高く、自然災害なども多いことから、経済発展はゆるやかである。安い労働力を生かして軽工業製品の輸出に力を入れており、今後の発展への期待は高い。
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2012年5月8日 火曜日
トルコ経済の今と進出の留意点
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[2012/05/08] トルコへの進出は、地理的に日本からの距離が遠いだけに現地の実情が掴みにくいが、内情は安定していると言える。経済成長は著しく、2010年の国内自動車販売率は、前年比88%増であった。日本車は、商用車、自家用車共に販売車数を伸ばしている。
しかし、トルコにおける所得格差は未だ大きく、上層部の20%がトルコ国内総収入の50%を取得する一方、下層部20%の所得が占める割合は僅か5%である。とはいえ、トルコの生活水準は年々向上しており、ローンの活用も増加していることから、トルコへ進出できる分野は幅広い。
トルコの物価は一般的に低いが、ガソリンや酒類への税金は高い。トルコには“ラク”と呼ばれる蒸留酒があり、干しブドウを原料としている。
トルコの通貨単位は新トルコリラ(YTL)で、最も通用する外貨は米ドルである。日本円も現地で両替できるが、米ドルかユーロが一般的である。
トルコはEU加盟を申請中であるが、様々な民族・歴史・宗教的背景から加盟の見通しは立っていない。しかし今後加盟を認められれば、さらに経済が発展するきっかけとなるだろう。そういった観点からも、トルコへの進出は非常に魅力的と言える。
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2012年5月8日 火曜日
フィリピン入国のためのビザ(査証)の取得
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[2012/05/08] フィリピンへの21日以内の滞在の場合、フィリピンのビザ(査証)は取得不要である。パスポートの残存有効期限が滞在予定日数に加えて6ヶ月以上あることも必要である。それ以上の期間フィリピンに滞在したい場合、ビザの取得が必要になる。観光ビザの場合、フィリピンのビザは日本国内で取得できる。観光ビザはフィリピン大使館領事部で取得できる。
フィリピンのビザには、観光ビザ以外にフィリピンで会社を設立するなどの場合に必要になる商業・投資ビザや、労働ビザ、移住ビザ、永住ビザなどがある。これらのビザは日本国内では取得できない。フィリピン国内で取得する必要がある。
ロングステイを予定しているシニア層のためには、特別居住退職者ビザ(SRRV)という制度がある。
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2012年5月8日 火曜日
カンボジアへの進出にあたって
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[2012/05/08] カンボジアへの進出にあたっては、現地の政治・経済動向を把握しておきたい。まず、政治動向としては、国境未画定地域問題でタイとの小規模な紛争が続いている。両国の主張は平行線を辿っており、タイとカンボジアの国境付近への進出は当然控えるべきである。
IMFの予測では、カンボジアの経済は、輸出・観光・外国投資といった外需による経済の活性化が引き続き見込まれ、GDPの成長が期待できる。縫製、製靴企業の国内最低賃金は、2010月10月1日以降2014年まで据え置かれる予定であり、隣国のタイに比べ4分の1程度に留まっている。これらの要素は、日系企業がカンボジアに進出する上で好材料になるだろう。
一方、カンボジアに進出する上で注意すべき突発的リスクは、自然災害による洪水被害であろう。カンボジアの防災体制は、日本と比較すると発展途上であることから、企業による主体的な防災体制が望まれる。
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2012年5月8日 火曜日
インドネシアの人口
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[2012/05/08] インドネシアは世界で4番目に人口の多い国として知られている。世銀(世界銀行)のデータによれば、インドネシアの人口は、2010年の段階で約2億4,000万人となっており、今後も増加する見通しである。
現状、インドネシアの人口ピラミッドは、高齢者が少なく若年層が多い途上国型である。これは、今後インドネシアには“人口ボーナス”と呼ばれる労働力の充実による経済発展が見込まれていることを意味している。またそれに伴う中間層の台頭、消費の急増が、FMCGや耐久消費財メーカーにとっては魅力な市場になってきている。
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2012年5月8日 火曜日
イギリスのビザの申請と取得
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[2012/05/08] イギリスのビザ(査証)を申請し取得するために必要な手続は、就労の場合と留学の場合で異なる。
就労ビザの場合、まず現地側で労働許可証を取得し、その後在日イギリス大使館でエントリークリアランス(ビザ)を申請、取得する必要がある。
留学のためにイギリスのビザを申請し取得するためには、英語力や資金力の証明書が必要になる。6ヶ月以内の留学であれば学生ビザは必要ない。イギリスのビザを申請し取得するための手続は急に変更されることがよくあるので、気をつけなければならない。
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2012年5月8日 火曜日
アフリカビジネスと商社
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[2012/05/08] アフリカに対する関心が高まる中、各国の商社もアフリカでのビジネスに新たな目を向けている。2000年代初頭までアフリカといえば、石油、天然ガスなどのエネルギー資源、金、銅、ダイヤモンドなどの鉱物資源の獲得、もしくはODA案件などが商社の関心事であった。
最近ではアフリカでの食糧や農業ビジネスなども商社の関心事となりつつある。また、人口9億人を誇るアフリカを消費者市場として見る動きもある。日本の商社でもアフリカにおける自動車ビジネスなどに関心を持ち始めている動きがみられる。今後、急成長を続けるアフリカに進出する商社が増えていくと考えられる。
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2012年5月8日 火曜日
カンボジアの協定から得られるものとは
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[2012/05/08] カンボジアとの貿易を考えるにあたり、カンボジアをめぐる経済協定の現状と見通しについて把握することは重要である。
アジアを中心とした各国の経済協定といえば、以下のものが思い浮かぶだろう。
- ASEAN(東南アジア諸国連合:Association of South‐East Asian Nations)
- TPP(環太平洋戦略的経済連携協定:Trans-Pacific Partnership又はTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)
- FTA(自由貿易協定:Free Trade Agreement)
それでは、CLMVをご存じだろうか。CLMVとは、1990年代にASEANに加盟したカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの頭文字からの総称である。
カンボジアは4カ国の中で最も遅い1999年の加盟であったが、第一次産業を中心として大きな発展を遂げている。
CLMVとの関係を積極的に強化してきたのが、中国とタイである。中国の対CLMV貿易額は年々増加しており、中国から工業製品を輸出し、CLMVから天然資源を輸入するという貿易関係が形成されている。
日本としても、日・メコン経済協力や食糧安全保障などの観点から、CLMVの農業・食品分野は注目に値する。今後も発展を続けるカンボジアとは、開発支援、貿易、投資を踏まえた有機的な協力関係が望まれる。
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2012年5月8日 火曜日
シンガポールの首都
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[2012/05/08] シンガポール共和国の首都は国名と同じシンガポールである。シンガポールは東京都の区と同じくらいの面積に400万人ほどの住民が暮らしている都市国家である。モナコやバチカンなど他の都市国家と同様に、シンガポールも国家名と首都名が同じである。
シンガポール共和国は、首都のあるシンガポール島とその周辺の島々が領土なっている。63の諸島から構成されるシンガポールであるが、首都機能を有するシンガポール島以外は、いずれも狭く、そのうち44の島は面積が1k㎡未満である。
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2012年5月8日 火曜日
タイの祝祭日
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[2012/05/08] 海外進出すると、現地の祝祭日の習慣に戸惑うことが多い。タイの祝日はどのようになものがあるのだろうか。
タイは一般的に仏暦が使用されており、西暦2012年はタイの仏暦で2555年となる。祝祭日の由来を見ると、仏教関係や国王生誕などが多い。祝祭日には、官公庁、一般企業、学校などは休みとなるが、小売り店舗やデパートなどは基本的に年中無休である。なお、土曜日や日曜日に祝祭日が重なると、月曜日が振替休日となる。
以下は、タイの2012年の主な祝祭日であるが、これ以外にも王族の法事などで突発的な休みが設けられる場合があるため、ニュースをまめにチェックしたい。
- 1月1日 新年:タイの大晦日・正月は、テレビで高位の僧侶の説法が流されるなど、静かに迎えられる習慣である。
- 1月23日 春節祭(中国歴正月):国が定めた祝日ではないが、タイは華人系が多いため、休業する会社も多い。
- 4月13日~15日 タイ正月「ソンクラン」:全国で水かけ祭りが行われる。地域によっては1週間ほど続く。
- 5月1日 メーデー:国が定めた休日ではないが、民間企業は休みとなる。
- 6月4日 仏誕節:御釈迦様が誕生し、悟りを開き、死去したとされる日で、仏教関係の祭日では最も尊い日とされる。
- 8月3日 入安居:僧侶が修行に入る日で、街中で僧侶の姿を見かけなくなる。
- 12月5日 国王誕生日:現国王(ラマ9世)の生誕を祝う祝日で、街中が王室を象徴する黄色で埋め尽くされる。また、この日は父の日にもなっている。
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2012年5月8日 火曜日
世界中どこでも見られるBBCニュース
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[2012/05/08] 英語を勉強するためにイギリスのニュースをテレビ番組で視聴したり英字新聞を読んだりしている人は多い。イギリスのニュース番組といえば、BBCニュースが真っ先に思い浮かぶだろう。BBCはイギリスで最も大きな放送局であり、BBCワールドとして世界中に番組を配信している。
非英語圏に出張すると、ホテルでチャンネルを回しても、現地語の番組が多く、理解できる番組が無い、といったことも多い。そんな時、イギリスのニュース番組であるBBCなどは、貴重な情報源になる。NHKのニュース番組(NHKワールド)が海外のホテルで見られる場合も多いが、BBCニュースほど世界のどこに行っても見られるわけではない。
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2012年5月8日 火曜日
アフリカ支援の方法
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[2012/05/08] 最近、アフリカに対する各国の支援や援助の姿勢が変わってきている。アフリカへの支援や援助から、貿易や投資へのシフトである。これまで、アフリカに対しては、衛生対策、伝染病対策等への人道的な資金援助や食糧支援など貧困層に対する一時的な弱者救済的な側面が強く、貧困状態を脱するための根本的な仕組みを変えるような援助は少なかった。
しかし、世界経済が停滞する一方で、アフリカ地域では高い成長率が見られる国も多いため、援助や支援を提供する相手から貿易や投資などの経済的なパートナーへと、アフリカを捉える視点は変化しつつある。とりわけ、BRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)のアフリカに対するアプローチは支援や援助ではなく、ビジネス上のつながりを求めるものが多い。
アフリカが援助・支援の対象国でしかないという概念は、今や時代遅れであり、今後はアフリカをビジネスパートナーとしても考えるべきであろう。
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