‘アップデート’ カテゴリーのアーカイブ
2014年7月4日 金曜日
中国語の「方言」
クロスインデックスには、リサーチ・コンサルティング部、通訳・翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳・翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。
[2014/07/04] 一口に中国語といっても、話し言葉としては北京語、上海語、広東語など多くのバリエーションがあります。これは主に発音の違いによるもので、その違いは、中国人同士でも通訳が必要といわれるほどですが、書き言葉にすると文字や基本的な文法は共通しているため、別の言語ではなく「方言」という扱いをされています。逆に、別の言語とされているものでも、たとえばスペイン語とイタリア語は非常に近く、スペイン人とイタリア人が互いに自分の言葉をしゃべってもなんとか通じるそうです。それより遠い関係にあるのが中国語の「方言」なので、中国人の多くは、地元の言葉と標準語(北京語の発音を基本とする)の「バイリンガル」といえるでしょう。
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2014年7月1日 火曜日
インドでの通訳
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[2014/07/01] インドでは公用語のヒンディー語の他に、各地で使用されている言語が多数あります。マラーティー語やカンナダ語などです。現地の一般の人にインタビューをする場合、現地語が必要になることもあります。公的機関などを訪問する際は、一般に英語も通じますが、場面によって必要な言語は異なります。インドで通訳を依頼される場合は、訪問先と必要な言語を確認することをお勧めします。
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2014年6月30日 月曜日
外国人監督の通訳
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[2014/06/30] 近年、日本のスポーツの世界では、外国人がチームの監督をするケースが多く見受けられます。
スポーツ好きにとっては、インタビューなどを通じて、監督が何を考え、何故その選手交代を行ったのか、何故その戦術をとったのかなどが気になります。その際、その競技に詳しい通訳者であれば、監督の言葉を理解し、細かいニュアンスなども伝えることができます。
通訳者の存在・力量が大きく問われる場面です。
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2014年6月27日 金曜日
韓国語通訳
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[2014/06/27] 韓国語逐次通訳の需要は増え続けています。ご要望内容の多くは商談での韓国語・日本語の逐次通訳です。韓国企業の高い競争力により経済成長を遂げていること、また韓国が、日本から思いたった時に往来できる距離にあることなどが、商談などの場での韓国語逐次通訳の需要を増やしている要因でしょう。
クロスインデックスには、日本在住、韓国在住双方の優秀な韓国語逐次通訳者が、多数登録しています。
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2014年6月26日 木曜日
ワールドカップとポルトガル語需要
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[2014/06/26] 世界中の人々を熱狂させるブラジルFIFAワールドカップ。開催期間中の現在、ワールドカップの話題がニュースで流れない日はありません。それに併せてにわかに需要が高まったのが、ブラジル・ポルトガル語通訳者です。ブラジルでの現地取材での通訳はもちろん、日本のテレビ局にも毎日のようにスタッフを送り出しています。通訳者にスポットライトが当たることはありませんが、私たちが楽しみにしているニュース番組は、彼らポルトガル語通訳者が支えてくれているのだなぁと改めて実感させられる今日この頃です。
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2014年6月25日 水曜日
中国語のPC入力方法
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[2014/06/25] 日本語の漢字をパソコン等に入力するには、かな、あるいはローマ字から変換するのが普通ですが、漢字しかない中国語はどのように入力するのか、ご存知でしょうか。主に中国大陸で使われている簡体字の場合は、ピンインというアルファベットによる発音表記法が普及しているため、PC入力に特殊文字は必要ありません。これに対して台湾では、同じ北京語でも注音(チューイン)という独自の発音記号を使うのが一般的です。もっと大変なのが香港で、広東語にはアルファベットによる体系化された表記方法がないため、漢字を部首や構造で分類し、検索する「倉頡(そうけつ)」という方法が主流でした。しかしこれは相当慣れた人でないと難しい方法のようで、標準語(北京語)ができる人はピンインで入力することも多くなっているようです。今の中国語の翻訳者にはこういった入力方法に習熟していることも求められます。
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2014年6月24日 火曜日
韓国語通訳者の小さな気配り
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[2014/06/24] 最近日本の精密機器メーカーから通訳依頼がありました。韓国のお客様(精密機器の納入先)が来日し、工場視察を行うので、その際の韓国語通訳を派遣してほしいとのことでした。工場視察時の通訳経験のある優秀な通訳をアサインし、お客様からの評価も上々でした。通訳レベルにご満足頂けたことはもちろん、当日彼女が持参した観光ガイドが潤滑油となり、場が和んだそうです。こういう小さな気配り、うれしいですよね。
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2014年6月23日 月曜日
日本語以外の翻訳
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[2014/06/23] クロスインデックスに寄せられる翻訳依頼は、日本国内だからといって、外国語から日本語、日本語から外国語の翻訳だけとは限りません。英語からドイツ語、フランス語から英語などの場合もあります。グローバルな社会になってきている昨今、様々なパターンに対応できなければなりません。
こういったケースも、お気軽にクロスインデックスにお問い合わせください。
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2014年6月20日 金曜日
スペイン語圏の通訳
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[2014/06/20] 世界的に「スペイン語圏」を形成し、一定の影響力を持つスペイン語の逐次通訳は、やはり話者の人口分布に比例して、スペイン本国の案件よりも、ラテン・アメリカ諸国(場合により一部アングロ・アメリカ)の案件の方が多い傾向にあります。
クロスインデックスのスペイン語の逐次通訳は、貿易、外交、文化それぞれの分野に対応するエキスパートが揃っております。各専門分野・世界各地のスペイン語を、プロフェッショナルなレベルでこなす逐次通訳は、先ずは、クロスインデックスにお問合せ下さい。
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2014年6月19日 木曜日
英語イベントスタッフ派遣
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[2014/06/19] 世界各国から人が集まる国際フォーラムや展示会では、受付や誘導スタッフに至るまで英語対応が求められます。コスト面も考慮し、日英通訳者のレベルは必要ないけれど、問題なく英語でコミュニケーションをとれるレベルというスタッフを何名もスポットで集めるというのは、実は非常に難しい業務です。クロスインデックスでは幅広いネットワークを駆使してこれを実現させています。
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2014年6月18日 水曜日
外国語に訳せない言葉
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[2014/06/17] ポルトガル語の「サウダージ (Saudade) 」という言葉には、「郷愁」、「憂愁」、「追慕」という訳語が与えられることがありますが、実際には、日本語一言で言い表すことができないとても奥深い意味が含まれています。また、デンマーク語では、親しい人と共に心からくつろぐ居心地のよさを「ヒュッゲ (Hygge) 」と言いますが、この言葉も、デンマーク人いわく、日本語にも英語にも訳せないとのことです。
日本語では、さしずめ「こころ」や、「お疲れ様」、「思いやり」といった言葉でしょうか。言葉は文化の中から生まれるもの、ということを改めて実感します。
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2014年6月17日 火曜日
介護関連資料のタガログ語翻訳
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[2014/06/17] 日本人の高齢者向けの介護施設が、海外でも作られるようになりました。なかでも心やさしい国民性で知られるフィリピンには日本人向けの介護施設が点在し、フィリピン人のケアワーカーのケアを受けています。介護施設の案内や注意点などはタガログ語から日本語に訳され、入居者が安心して過ごせるよう環境が整えられています。
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2014年6月16日 月曜日
中国語の翻訳
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[2014/06/16] 日本語から中国語の翻訳では、和製英語の訳し方に注意が必要です。カタカナ表記の日本語をそのまま忠実に簡体字もしくは繁体字に置き換えた場合、全く意味が通らない中国語翻訳文書になってしまうことが多々あるからです。
例えば日本では常用されている和製英語は、英語ネイティブにとって奇妙な言葉のものが多くありますが、これを中国語翻訳者が英語の本意に忠実に訳してしまうと、本来の日本語からは若干ずれた訳になってしまう事があります。そのため、質の良い中国語翻訳を行うには、和製英語を含む多くの日本語の語彙に親しんだ経験豊富な中国語ネイティブの力が欠かせません。
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2014年6月13日 金曜日
氏名の翻訳
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[2014/06/13] 外国人の氏名のカタカナ表記は、記事によって違う場合があります。特にスポーツ選手の名前は、いろいろな国籍の選手がいるため、雑誌などによってかなりばらつきがあります。オランダの元サッカー選手Gullitなどは、フリットとグーリットの2つの表記がありました。そういうものを見ると、用語統一の必要性がわかります。
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2014年6月12日 木曜日
タイ語翻訳
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[2014/06/12] タイ語では数多くの人称代名詞が使い分けられているのをご存知でしょうか?
女性が使う一人称だけでも、「ディチャン」「チャン」「ヌー」「カオ」「ピー」などがあり、年代、相手との関係、場、文脈の流れによって使い方が異なります。この多様な言葉の使い分けには、タイ語ネイティブ翻訳者の力が必要です。
クロスインデックスでは、経験豊富なタイ語ネイティブ翻訳者により、細やかな文章のニュアンスまで配慮したタイ語翻訳を提供しております。
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2014年6月11日 水曜日
中国語とベトナム語の複雑な親族名称
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[2014/06/11] 「おじ」、「おば」といった、親族を指す名称を訳す場合、通訳者・翻訳者共に頭を抱える場面があります。家族・親族関係が非常に濃密な国の言語、例えば中国語やベトナム語との通訳・翻訳の場合です。日本語では、漢字で書く場合、かろうじて年上か年下かを区別する「伯父」と「叔父」といった書き分けが出来ますが、発音は一緒ですね。しかし、中国語やベトナム語では、「おじ」「おば」が、父方に属するのか、母方に属するのかで異なる、複雑な使い分けがあります。「いとこ」となると、日本語では父方母方のみならず、男女の区別もできないため、どう訳して良いのか、訳者は困ってしまいます。
こういった、その国の文化・慣習と深くかかわる「自然言語」は、それぞれの国で何が大事にされているのか、が透けて見え、大変興味深いものです。
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2014年6月9日 月曜日
通訳依頼の際のキーワード
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[2014/06/09] 通訳をご依頼される際、以下の情報をいただけるとコーディネーションが非常にスムーズです。
1:日程(期間、時間帯)、2:場所(国と都市)、3:言語(何語の通訳が必要か)、4:通訳形態(逐次通訳、ウィスパリング通訳、同時通訳)、5:人数(通訳が何人必要か)、6:業務内容(国際会議、商談、観光など)、7:予算(通訳にどれくらいお金をかけられるか)、8:資料(事前に資料をいただけるかどうか)、9:打ち合わせ(業務日の前日などに事前の打ち合わせは可能か)
業務内容によって、通訳者のレベル、得意分野、過去の実績などを鑑み、適性のある通訳者をアサインします。まずはお気軽にご相談ください。
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2014年6月6日 金曜日
地方の通訳者
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[2014/06/06] 通訳者が、現地の近隣にいない場合は、遠くから派遣しなければなりません。地方でのご依頼案件では、このような可能性が高くなります。とは言っても、大都市の方が通訳者の数が多いのが現状です。ですから、案件数は多くはないですが、地方の通訳者は重宝されています。
クロスインデックスでは、日本全国はもとより、世界の様々な地域での通訳者派遣のご依頼を承っております。
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2014年6月5日 木曜日
メニュー翻訳
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[2014/06/05] メニューの中国語訳、韓国語訳は、最近では英訳に次いでご依頼をいただく件数が多くなってきています。日本語のメニューに込められた、店主様の想いをくみとるため、文字数は少なくても、訳語に気を配る翻訳であることに変わりはありません。ご依頼の際には、お料理の名前だけでなく、材料や調理方法、写真などを資料としていただけると、翻訳者が訳しやすいので、なるべく沢山の周辺資料をいただけると助かります。
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2014年6月4日 水曜日
「フラマン語」と「ワロン語」―ベルギー言語事情
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[2014/06/04] 先日、「フラマン語」の通訳依頼がありました。「フラマン語」もしくは「フレミッシュ」と聞いてピンとくる方は、かなりのヨーロッパ事情通ですね。実は、ベルギーには「ベルギー語」というものが無く、人口の6割を占める北部のフランドル(フランダース)地域で話されている言葉が、隣国オランダの言葉とほぼ同じ「フラマン語」なのです。対してフランス語圏である南部で話されている言葉は、厳密に言うと古風なフランス語ともいえる「ワロン語」と称されます。
基本的に「フラマン語」の場合はオランダ語通訳者、「ワロン語」の場合はフランス語通訳者が対応可能ですが、生活に根付いた言葉の言い回しや数の数え方、アクセントなどは、やはり両言語ともそれぞれ特有のものがあります。
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