‘アップデート2012’ カテゴリーのアーカイブ

ブラジル進出が進む外食産業

2012年5月24日 木曜日

ブラジル進出が進む外食産業

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/24]    日本からの外食産業は、東南アジアをメインに進出しているが、経済成長著しいブラジルの外食市場はどうなっているのだろうか。

ブラジルでは所得水準の向上により、外食の習慣が増え、週末に家族で外食をするのが一般的になりつつある。ブラジルの外食産業に最も多く進出しているのはアメリカ企業で、ハンバーガーやピザのチェーン店、カジュアルダイニング系などを中心に展開している。

日本とブラジルの食事の共通点は、主食が米であることだろう。ブラジルの国民的料理ウェイジョアーダは、黒豆(フェイジョン)や肉類を煮込んだ料理で、ご飯や炒めた野菜と一緒に供される。サンパウロでは、日本の牛丼チェーンが進出し、ブラジル人家族や日系ブラジル人(リベルダージ)、駐在日本人などで賑わっている。

海外に進出する日本の外食産業は、サービスの質や現地料理との融合で定評があり、ブラジル進出のチャンスはこれからポテンシャルが大きいといえる。

  

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ブラジルの教育投資熱

2012年5月24日 木曜日

ブラジルの教育投資熱

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[2012/05/24]    ブラジルで外資の投資が著しい分野のひとつに、教育ビジネスがある。この投資の背景や長期的視点は何なのだろうか。

近年、ブラジルの中間所得層は1億人とも言われ、ブラジル人の間で教育への関心が高まっている。アメリカを中心にブラジルの教育ビジネスへの投資が行われ、私立大学等の数が急速に増加すると共に、オンライン教育の普及や履修科目の多様化が進んでいる。また、社会人を対象とした英会話学校の展開も盛んである。

このような教育熱から伺えることは、ブラジル人ブラジル企業の海外への進出を視野に、人材教育やマネージメントの重要性が認識されている点だろう。日本のサービス関連企業は、伝統的にきめ細かいもてなしを重視し、徹底した社内教育を行う傾向がある。そういったサービス精神の意義は、ブラジルにおけるヒューマンリソース学や人材教育、オーナー教育の場面で活用できるかもしれない。

  

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ブラジルの為替変動

2012年5月24日 木曜日

ブラジルの為替変動

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[2012/05/24]    ブラジル通貨レアル(BRL、real)と為替変動には、どのような特徴があるのだろうか。

 ブラジル通貨レアルは、ブラジルが資源輸出国であることから、基本的に商品価格(コモディティ価格)との相関性が高い。商品価格は、輸出先の経済成長や資源の需要の増減で変動することから、為替もその影響を受ける。ブラジルの資源輸出国の筆頭は、中国である。

また、ブラジル通貨は国際的水準からみて高金利であることから、為替は海外資本の流れに影響される。現在のブラジルの政策金利は、9.00%(2012年5月現在)であり、キャリートレード投資や直接投資の対象となりやすい。通貨が急激に上昇すると国内産業の競争力が低下することから、ブラジル当局為替介入や金融取引税(IOF税)の一時的引き上げなどの措置で通貨高の抑制を図っている。

2016年にリオデジャネイロで開催予定のオリンピックも踏まえ、ブラジルの金融市場は買いの傾向が強い。今後もブラジル当局による為替介入は続くだろう。

  

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アメリカで人気が続くフードトラック進出

2012年5月24日 木曜日

アメリカで人気が続くフードトラック進出

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[2012/05/24]    アメリカでは、2008年に韓国系のフードトラック(ケータリングトラック)が人気を博して以来、オフィス街やマーケット、観光地でのフードトラックの進出が続いている。ロサンゼルス近郊で営業するフードトラックは、現在4,000台以上と言われる。フードトラックがここまで進出し得た背景は何だろうか。

  • 景気の低迷により、手軽な食事が求められるようになった。
  • レストラン等と比べて開業コストが低く、シェフや起業家が参集した。
  • SNS(ソーシャルネットワーク・サービス)で宣伝・追跡ができた。
  • 従来の軽食のイメージを覆すグルメ度の高い料理が提供された。

その一方で、場所取りの困難さや近隣レストランからの苦情、営業許可の下りにくさ、売上予測の難しさなど、軽装備の進出故の苦労も多いようである。

アメリカは、グルメ専門のテレビチャンネルやフードフェスティバルの開催なども盛んで、フードトラックの進出はパフォーマンス性・利便性と需要がマッチした一例だろう。

  

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アメリカの食と消費者

2012年5月24日 木曜日

アメリカの食と消費者

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[2012/05/24]    アメリカにおける日本食の普及には、背景としてどのような消費者意識があり、また今後何が求められていくのだろうか。

アメリカに限らず、世界の消費者が日本食にイメージするものは、まず「健康」だろう。例えばアメリカでは海苔が根強い人気で、様々な味付けをした海苔をスナックとして売られていたりする。ただ、「健康」は日本食だけの専売特許ではなく、例えば韓国料理も発酵食品やトウガラシ、野菜を多く使うなど、健康志向であるといえる。

その他に消費者が日本食にイメージするものは、「安全性」だろう。これは、栽培方法や品質管理に支えられており、農家の努力の賜物である。日本における有機農産物の生産量は年々増加している。ただ、実際問題として労働負担や生産コストは増加するという側面がある。

日本食は、健康的で質のよい食材に「上品な味わい」や「彩りや盛り付けの美しさ」が付加価値となり、アメリカを含めた世界の消費者に受け入れられている。ここからさらに個々の消費者ニーズを探求するならば、食物アレルギーやベジタリアン、宗教に基づいた食習慣など、様々な要素がある。従来の枠に甘んじない付加価値をつけられるかどうかが、今後の発展の鍵になるだろう。

  

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アメリカへの農作物輸出

2012年5月24日 木曜日

アメリカへの農作物輸出

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[2012/05/24]    アメリカの農業といえば大規模農業の大量生産であり、アメリカの農産物は世界各国で高い市場シェアを有している。そのようなアメリカにおいて日本の農林水産物・食品をアメリカ輸出する余地はあるのだろうか。

アメリカは、日本からの農作物の輸出先としては、香港に次いで第2位である。数年前までは長年アメリカが1位であった。アメリカへの主な輸出品目は、緑茶、長いも、米、牛肉、みかんなどである。アメリカに農作物を輸出する制度的メリットは、アメリカの植物検疫措置ではアジア諸国と比べて輸出入制限品目が少ないことが挙げられる。

日本食は、ブームというよりも日常食としてアメリカで定着しているが、アメリカ人の嗜好や関心点は日本人と異なる。品質は第一であるが、「日本でよいとされる物ならブランドとして売れる」という姿勢ではなく、アメリカへの進出にあたってはアメリカ人の食事への価値観、日本食品へのイメージ、アメリカと日本での生産コストや価格の差など、様々な側面からリサーチしてみることが大切だ。

  

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注目が高まるベトナムの消費者市場

2012年5月24日 木曜日

注目が高まるベトナムの消費者市場

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[2012/05/24]    中国への一極投資のリスク分散や、タイの洪水を受けたリスク分散などにより、ベトナムへの進出が熱を帯びており、多くの日系企業がベトナムに進出しているが、人口約8,500万人を擁するベトナムは巨大な消費者市場としても注目されている。

ベトナムは人口もGDP成長率も上昇を続けており、生活水準の上昇に伴い中間層富裕層が増えている。特にベトナム富裕層の増加率は、アジアの中で中国、インドについで第3位という位置づけにある。

ベトナムがWTOに加盟したことや流通の規制を緩和したことにより、外資系の大型スーパーやショッピングセンターの建設も進み、多くの中間層富裕層消費者が利用している。ベトナム消費者は高級品やブランド品に興味を持つようになっており、多くの多国籍企業は、今後も増加すると予想されるベトナム中間層富裕層向けのビジネスに注目している。

  

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メキシコとIT産業

2012年5月23日 水曜日

メキシコとIT産業

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[2012/05/23]    メキシコは、南アメリカではブラジルに次ぐ経済国として注目されており、IT産業も発達を遂げている。メキシコIT産業は携帯電話やインターネットの発展と併せて成長を続け、インターネット網を通じて日本とも情報交換や情報技術の共有などが進んでいる。

2011年7月には、日本の特許庁とメキシコ産業財産庁で特許審査ハイウェイ(PPH)試行プログラムを実施した。PPH制度とは、ある国で特許権の取得が可能と判断された出願について、別の国で簡易な手続で早期審査を申請できる制度である。2012年2月には、メキシコシティにおいて協力覚書を締結している。

日本からメキシコへの特許出願件数は増加し続けており、IT産業の発達を通して今後も活発な経済活動が行われることだろう。

  

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イギリスの気候

2012年5月23日 水曜日

イギリスの気候

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[2012/05/23]    イギリスの緯度は日本の北海道より北で樺太と同じくらいのため、冬の寒さは厳しいのだろうと思えるが、メキシコ湾からやってくる暖流のおかげでイギリスは緯度の割には温暖な気候となっている。

イギリス国内でも南のロンドンと北のエディンバラでは気温の差はあるが、日本に比べて夏は湿度が低くて過ごしやすく、冬も気温は下がるが北海道のように豪雪になることはない気候である。

また、イギリス気候の特徴に「一日のうちに四季がある」といわれるほどの天気の変わりやすさがある。一日のうちに晴れと雨が繰り返しになる日も多い。そんなイギリス気候に対応するためには、季節にかかわらず薄手のものを何枚か重ね着するようなコーディネートがおすすめである。

  

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イギリスの通貨ポンドとEUのユーロ

2012年5月23日 水曜日

イギリスの通貨ポンドとEUのユーロ

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[2012/05/23]    イギリスはEU(欧州連合)加盟国であるが、デンマークと同様に欧州連合の共通通貨であるユーロを導入しておらず、イギリスの通貨単位はポンドである。

イギリスがユーロ導入に反対している背景として理由はさまざまであるが、イギリスが島国で他のヨーロッパ諸国とは距離があるという地理的背景や、かつてイギリスのポンドが、現在の米ドルにその座を譲るまでの間、世界の基軸通貨であったという歴史的背景によるものが大きいといわれる。

イギリスのポンドは、ユーロに比べると流通量が少ないため、値動きが大きくなる傾向があるが、FXなどの投資において、短期売買志向の人には投資が面白い通貨といわれている。

  

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イギリスのビール

2012年5月23日 水曜日

イギリスのビール

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[2012/05/23]    世界中にはさまざまな銘柄のビールがあるが、イギリスビール大国である。イギリスで作られるビールは、一説によると2,000種類以上にもなるという。

日本で飲まれているビールはラガー(lager)が主流で、穏やかな風味、喉越しの良さ、シャープな切れ味が特徴である。一方、イギリスで多く飲まれているビールは、香り・風味が強くフルーティな特徴のエール(ale)と呼ばれるタイプのビールである。

そんなイギリスビールを楽しむなら、街中にあるパブ(居酒屋)がおすすめである。パブは席料もかからず立ち飲みも着席も可であり、各種イベントや巨大スクリーンによるフットボール観戦など誰とでもコミュニケーションが取れる場所となっている。イギリスを訪れた際には、日本とは違った味わいのビールを楽しみながら、現地の人たちとの交流をすると、イギリスのビジネスも円滑に進むかもしれない。

  

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中国への日本食品輸出

2012年5月23日 水曜日

中国への日本食品輸出

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[2012/05/23]    経済発展著しいアジアでは、中間層、富裕層のグルメ志向や健康志向などを背景に日本食品の需要が年々高まっている。日本から中国への日本の農林水産物や食品の輸出動向はどうなっているのだろうか。

日本から農林水産物・食品の輸出額の割合は、アジアへの輸出が全体の約7割を占めている。国別・地域別では、中国への輸出額が香港、台湾に次いで第3位である。中国への輸出品目には、醤油、養殖魚、りんご、もずくなどがある。また、香港への輸出品目にはりんご、米、野菜、果実、水産加工品などがあり、中国本土より幅広い。その理由としては、香港は中国本土よりも日本との価格差が小さく、品質を売りとしてシェアを確保できている側面があるだろう。

生鮮食品では中国本土での価格差が壁となるが、中国で高まっている食の高度化・多様化・安全性への関心は見逃せない。また、加工食品部門に関して言えば、植物検疫や品質・価格管理で負荷が少なく、創意工夫の余地が大きい。現地のニーズを掴んだ上で、ピンチをチャンスに活かすような取り組みが望まれる。

  

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中国の年代別の消費者割合はどうなるか

2012年5月23日 水曜日

中国の年代別の消費者割合はどうなるか

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[2012/05/23]    中国では、第12次五ヵ年計画(2011~2015年)において、基本国策として一人っ子政策を継続している。一人っ子政策が開始されてから30年以上経つが、消費者の年代別バランスにどのような影響を与えているだろうか。

高齢化社会と言えば日本が筆頭だが、出生率が長年抑制された結果、中国消費者層も急速に高齢化が進むと見込まれている。消費者の嗜好やニーズは年代によって大きく異なるので、日本の現状を考えつつ長期的なアプローチを考えるべきだろう。

一方で、一人っ子政策の弊害を理由に、一級行政区によっては条件の緩和が打ち出されており、夫婦が共に一人っ子である場合は2人目の出産が許される。広東省でも一人っ子政策を緩和する方針である。中国政府としては、一人っ子に対する優遇政策をいっそう整備するとしており、今後の動向は注目に値する。

  

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中国と福祉産業ビジネス

2012年5月23日 水曜日

中国と福祉産業ビジネス

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[2012/05/23]    中国の消費者ニーズは、経済成長に伴い高度化・多様化しているが、長期的に見て今後どのようなニーズやビジネスが発生しうるだろうか。

一人っ子政策の影響により少子高齢化が進む中国だが、高齢化に向けた社会保障制度は国全体として整っているとは言えない。2010年10月28日に社会保障制度の基本法である「中華人民共和国社会保険法」が発布され、2011年7月1日施行されたばかりである。

一方日本では、高齢化の現状や公的資金の充実、福祉ニーズの多様化を受けて、高齢者福祉産業(シルバーサービス)が発達している。具体的には、バリアフリー住宅や介護施設、保険、介護用品、ホームヘルプなどである。

日本における高齢者向け産業の経験を活かした高齢者社会への貢献、生活の質の向上、企業の活性化など、社会全体の振興を目指すソーシャルビジネスの可能性は、今後の中国にも大きい。

  

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アメリカの消費者の食事嗜好と日本食

2012年5月23日 水曜日

アメリカの消費者の食事嗜好と日本食

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[2012/05/23]    アメリカでは、日本食レストランは多くの消費者から支持されている。たた、こうした店は日本人が経営しているとは限らず、韓国人や中国人による経営も多い。また、アメリカ人が経営する中華料理店なども多い。

日本人が日本食にこだわる傾向があるのに対し、多民族国家のアメリカは、消費者の大多数の味覚に合うかどうか、またライフスタイルに合うかどうかがポイントとなる。

日本食と比較すると、一般的に言われるアメリカ消費者の味覚は、酸味や甘味が非常に強いという点が挙げられる。また、大衆的な食事といえば、ハンバーガーやサンドイッチなどのファーストフードであり、手軽な食生活スタイルが重視されている。

アメリカナイズされた日本料理ではアボカドロールなどが有名だが、最近の人気ではキムチを具にしたサンドイッチなどがある。アメリカに飲食業で進出を考える場合にはアメリカの食生活スタイルと融合することが、多くの消費者に受け入れられるコツだろう。

  

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カンボジアと日本の関係

2012年5月23日 水曜日

カンボジアと日本の関係

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[2012/05/23]    日本カンボジアの外交関係は1953年に始まり、1955年12月には「日本・カンボジア友好条約」が締結された。クメールルージュ時代(いわゆるポル・ポト時代)の1975にプノンペンの日本大使館は閉鎖されたが、1992年に再開され、その後日本カンボジア間の要人往来も多くなっている。

カンボジアにとって、日本は最大の援助供与国となっており、2009年度までの援助実績は円借款約312.91億円、無償資金協力約1,383.11億円、技術協力554.97億円となっている。また、近年は好況に沸くカンボジアへの投資案件も増加傾向にあり、これまで縫製工場中心であった進出が、より幅広い業種へと広がりつつある。カンボジアの内需を狙った進出も徐々にではあるが見られるようになっている。

日本カンボジアの関係は、経済協力だけではなく、防衛交流、文化関係、人権と広範囲にわたっており、今後も日本カンボジアのさらなる関係強化が期待されるところである。

  

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韓国語の文字ハングルの起源

2012年5月23日 水曜日

韓国語の文字ハングルの起源

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[2012/05/23]    韓国の公用語は韓国語であり、日本語と同じく「主語+目的語+動詞」という構造を持つため、韓国語は日本人にとっては比較的習得しやすい言語の一つであるといわれている。

韓国語の文字はハングルと一部漢字(日本で言う旧字体)が混用されている。ハングルの「ハン」は‘大いなる’、「グル」は‘文字’という意味である。韓国語の文字ハングルは15世紀に世宗(セジョン)大王の元に学者が集まり、誰でも簡単使える文字を作ろうと考えだされた表音文字で『訓民正音』として公布された歴史を持っている。ハングルは、世界の言語の文字の中でもその文字を作った人物、時期、目的がはっきりしているという珍しい文字という特徴を持つ。

ユネスコは1997年に『訓民正音』を世界記録遺産に指定し、世宗大王を称えるとともに、識字率を高める貢献をした人に「世宗大王識字賞」という名前で毎年10月に授賞式を開催している。

  

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シンガポールへの移住

2012年5月23日 水曜日

シンガポールへの移住

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[2012/05/23]    米国のGALLUP社が行った海外移住に関する調査で移住先の人気トップとなったシンガポールは、日本人にとっても海外移住先としてさまざまな魅力を備えている。例えば、シンガポールは治安が良く、海外生活に慣れていない人でもがストレス少なく暮らせる環境があること、税金が安いこと、ビジネスが容易にできる政策をとっている国であること、多民族国家ゆえに子どもを国際人として育てられる環境があることなどが挙げられる。

シンガポールでの永住権の取得やリタイアメントビザの取得はある程度の資金を必要とするため、場合によっては難しいかもしれないが、シンガポールで法人を設立すると容易に就労ビザを取得して移住することが可能であり、その後滞在実績をもとに永住権を取得することもできる。シンガポールへの移住を考えるならば、法人設立も一つの有効な方法と言えそうである。

  

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シンガポール航空の人気

2012年5月23日 水曜日

シンガポール航空の人気

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[2012/05/23]    シンガポール航空は現在35ヵ国、66ヵ所の目的地へ運航しており、1日あたりの就航便数は約180便となっている。シンガポール航空のベース空港はチャンギ国際空港(シンガポール)であり、日本とは東京(成田、羽田)、大阪(関西国際空港)、名古屋、福岡と結ばれている。

シンガポール航空は日本におけるキャンペーンでは「最新鋭の翼とやさしいおもてなし」のキャッチフレーズを掲げ、優れたサービスと保有機の平均機齢約6年という短いサイクルにより高い安全性を確保し、その人気を博している。

エコノミークラスでの食事の選択や飲み物の無料化、衛星利用による機内電話の導入などはシンガポール航空が世界に先駆けて導入したものであり、シンガポール航空は半世紀以上にわたって市場の革新的なリーダーとして評判が高いエアラインの一つであり、世界のエアラインランキングでも常に上位に位置している。

  

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トルコ進出で知っておくべきボディランゲージ

2012年5月23日 水曜日

トルコ進出で知っておくべきボディランゲージ

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[2012/05/23]    トルコ進出において、トルコの人々はどのようなボディランゲージをするのだろうか。

トルコ進出・商談となれば、トルコ人の意思表示の基本を知っておきたい。トルコ人が「はい」という返事をする時は、日本人と同じように首を縦に振る。「いいえ」や「違う」と伝えたい時は、日本とは異なり、「はい」の時と同じく首を縦に振る。この際には、顎を上げるような仕草か、両眉を上げる。その際、「チッ」と軽く舌打ちが入ることが多い。

挨拶の際は、しっかりした握手が交わされる。年配者や尊敬する人に対しては、相手の右手の甲にキスをし、自分の額を相手の手の上に当てる。

トルコ人は年配者への礼儀を重視するので、トルコ進出の際には常に年上や責任者を立て、失礼のないようにしたい。

  

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