クロスインデックスの在日外国人市場レポート04

クロスインデックスの在日外国人市場レポート

在日外国人市場レポートについて

本レポートは、在日外国人向けのマーケティングや実態調査を検討しておられる企業様や調査会社様、さらには国土交通省の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」に関連して外国人観光客の訪日の推進に取り組んでおられる皆様のご参考になるべく執筆しております。

外国人登録者総数2,152,973人(2007年末)は日本の総人口の約1.7%に相当し、また訪日外客数は835万人(2008年)と同約6.5%に達します。外国人の定住者、来日者がともに逓増する日本国内において、在日外国人に商品・サービスの訴求を図っていくことは必須となりつつあります。

本稿は、在日外国人の現状および在日外国人へのマーケティングが有効な業界の概要を取り纏めております。情報源としましては、公的機関の公表資料、さらには弊社の過去の在日外国人調査およびマーケティングプロジェクトを通じて培った知見を基にしております。皆様が、在日外国人を見据えた各種展開をご検討される際の基礎材料として、ご利用頂ければ幸いです。

また、個別の公的機関、業界、企業様向けへの詳細調査レポート、さらにマーケティング支援につきましては、別途有料にて承りますので下記までご連絡下さい。国内外に7,000名以上の外国人等のモニターを抱え、彼らと日々のコミュニケーションを通して関係を構築してきた弊社では、彼らへのヒアリングを基に、現状を正確に棚卸し、さらには有効なマーケティングをご提案することが可能です。

代表取締役社長 中村知滋

※レポート全編(全28頁)は1万円(税別)にて頒布しております。下記より御問合せ下さい。

04 第1章 在日・訪日外国人の現状

神戸市では、外国人市民の市政への参画を推進し、ともに生きる社会を築くため、外国人市民が市政について意見、提案等を述べ、それを市政に反映させることを目的に、2003年5月27日に「神戸市外国人市民会議」を設置している。また、神戸運輸監理部は同志社大学と連携して、未来の観光政策を担う人材の育成と、国際競争力ある観光都市モデルを形成する「みなと神戸訪日外客数アッププロジェクト」を平成20年度事業として開始した。日本政府観光局によると、神戸はクルーズ客船の寄港、駐神戸韓国総領事館の復活など、外国人で賑わう観光都市を形成できる素地がある一方、全国都市の外国人満足度(関西)では、京都1位、大阪2位、神戸19位と低迷しており、上位浮上を狙うために、同大学生が訪日外客数アップのための調査・施策提言などを行うものである。

オーストラリア人を中心とする外国人スキー客で湧くニセコ町では、スキー客向けのコンドミニアムなどの建設が相次ぐ。コンドミニアムのオーナーや居酒屋の従業員もオーストラリア人が務めるなど、その土地に惚れ込んだ外国人および外資系企業が結果的にそこの地域興こし的な活動をしているのは特徴的である。また、2009年6月1日には日豪両国の観光振興分野における協力の推進を目的とした「日豪観光交流促進協議」がニセコ町にて行われ、地元のエクスカーションを通じてオーストラリア側へのアピールが行われた。

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※レポート全編(全28頁)は1万円(税別)にて頒布しております。下記より御問合せ下さい。

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