クロスインデックスの在日外国人市場レポート17

クロスインデックスの在日外国人市場レポート

在日外国人市場レポートについて

本レポートは、在日外国人向けのマーケティングや実態調査を検討しておられる企業様や調査会社様、さらには国土交通省の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」に関連して外国人観光客の訪日の推進に取り組んでおられる皆様のご参考になるべく執筆しております。

外国人登録者総数2,152,973人(2007年末)は日本の総人口の約1.7%に相当し、また訪日外客数は835万人(2008年)と同約6.5%に達します。外国人の定住者、来日者がともに逓増する日本国内において、在日外国人に商品・サービスの訴求を図っていくことは必須となりつつあります。

本稿は、在日外国人の現状および在日外国人へのマーケティングが有効な業界の概要を取り纏めております。情報源としましては、公的機関の公表資料、さらには弊社の過去の在日外国人調査およびマーケティングプロジェクトを通じて培った知見を基にしております。皆様が、在日外国人を見据えた各種展開をご検討される際の基礎材料として、ご利用頂ければ幸いです。

また、個別の公的機関、業界、企業様向けへの詳細調査レポート、さらにマーケティング支援につきましては、別途有料にて承りますので下記までご連絡下さい。国内外に7,000名以上の外国人等のモニターを抱え、彼らと日々のコミュニケーションを通して関係を構築してきた弊社では、彼らへのヒアリングを基に、現状を正確に棚卸し、さらには有効なマーケティングをご提案することが可能です。

代表取締役社長 中村知滋

※レポート全編(全28頁)は1万円(税別)にて頒布しております。下記より御問合せ下さい。

17 第2章 在日・訪日中国人の動向と市場性

一方、中国人観光客に目を向けると、彼らはバスで観光所巡りを好んだりもする。日本を訪れる中国人は現地では富裕層の部類に入り、都心部への観光以外にも山梨、長野などを訪れ温泉、冬のレジャースポーツを楽しんだりする。

また、外貨持ち出し制限のある中国人にとっては、現金に代わる決済手段が海外で整備されていることが不可欠である。中国国内では、現在、決済後即口座から引き落とされるデビットカードである銀聯カード(ぎんれん)が18億枚発行されており、最も普及している決済カードである。中国人旅行者をターゲットにした海外の店舗では、この銀聯カードへの対応が不可欠であり、日本国内でも銀聯カードへの対応が急増している。

また、在日中国人市場の魅力は、在日社会から中国国内への情報を伝達する役目も持っていることである。在日中国人へのアプローチは、そこに留まらず、その先にいる13億人の中国本土までもが対象となる有効な手法である。

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※レポート全編(全28頁)は1万円(税別)にて頒布しております。下記より御問合せ下さい。

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