クロスインデックスの在日外国人市場レポート09

クロスインデックスの在日外国人市場レポート

在日外国人市場レポートについて

本レポートは、在日外国人向けのマーケティングや実態調査を検討しておられる企業様や調査会社様、さらには国土交通省の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」に関連して外国人観光客の訪日の推進に取り組んでおられる皆様のご参考になるべく執筆しております。

外国人登録者総数2,152,973人(2007年末)は日本の総人口の約1.7%に相当し、また訪日外客数は835万人(2008年)と同約6.5%に達します。外国人の定住者、来日者がともに逓増する日本国内において、在日外国人に商品・サービスの訴求を図っていくことは必須となりつつあります。

本稿は、在日外国人の現状および在日外国人へのマーケティングが有効な業界の概要を取り纏めております。情報源としましては、公的機関の公表資料、さらには弊社の過去の在日外国人調査およびマーケティングプロジェクトを通じて培った知見を基にしております。皆様が、在日外国人を見据えた各種展開をご検討される際の基礎材料として、ご利用頂ければ幸いです。

また、個別の公的機関、業界、企業様向けへの詳細調査レポート、さらにマーケティング支援につきましては、別途有料にて承りますので下記までご連絡下さい。国内外に7,000名以上の外国人等のモニターを抱え、彼らと日々のコミュニケーションを通して関係を構築してきた弊社では、彼らへのヒアリングを基に、現状を正確に棚卸し、さらには有効なマーケティングをご提案することが可能です。

代表取締役社長 中村知滋

※レポート全編(全28頁)は1万円(税別)にて頒布しております。下記より御問合せ下さい。

09 第1章 在日・訪日外国人の現状

第4節 在日外国人の所得水準

「人文知識・国際業務」、「技術」に加え、「定住者」や「日本人の配偶者等」さらには「研修生」や「留学生」などの日本在留資格区分で、在日外国人が様々な形で勤務しているため、在日外国人の所得の分布を厳密に算出することは非常に困難である。

一部、法務省がまとめた「人文知識・国際業務」および「技術」の在留資格保有者に限った所得分布については以下の通りになる。両資格ともにボリュームゾーンは月額報酬が「20万円以上~30万円未満」であり、また「技術」の在留資格に該当する活動は、入管法により「本邦の公私の機関との契約に基づいて行う理学、工学その他の自然科学の分野に属する技術又は知識を要する業務に従事する活動」と規定されており、その定義が広く、月額報酬が上方、下方ともに分散しているのが分かる。

在日外国人労働者の全体像を判断する上で、富裕層に属する「企業内転勤」に分類される在日の外資系企業勤務者の報酬を加味していく必要がある一方、その数の多い「技能」労働者や「研修生」の報酬についても考慮していく必要がある。

在留資格別月額報酬

在留資格別月額報酬

出所)法務省

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