秀麗なイタリア語の校正

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秀麗なイタリア語の校正

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このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2013/04/02]    イタリア語はラテン系言語の一つですので、その発音に対する綴りはほぼローマ字綴りに近いことはイタリア語文章を書く上での親しみやすさです。しかしやはりヨーロッパ言語は性や数や冠詞などの規則など、日本語とは違う難しさもあります。また、豊かな文化を背景に持つイタリア語ですので、イタリア語の校正においては文法的な正確さのみならず、よりソフィスティケートなイタリア語文章にする為の校正を求められる場面も多くあります。ローマ帝国のラテン語の頃から雄弁術が発達し、ルネッサンス期を待たずとも芸術的素養に優れるイタリア人の言語は、ロジカルでかつ、より流れるような秀麗な文体が求められるからです。イタリア語の韻律などの特性などにも習熟した、ある種の「詩人」でなければイタリア語の校正はなかなか難しいでしょう。

  

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