事前準備が大変なドイツ語の同時通訳

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事前準備が大変なドイツ語の同時通訳

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2013/06/05]    同時通訳は話者が発語するとほぼ同時に通訳していかなくてはならず、大変なスキルと集中力を要しますので、通訳内容に関する事前の準備が必要です。ドイツ語に限ったことではありませんが、ドイツ語の同時通訳では、同時通訳エキスパート選任の後、膨大な量の通訳資料を手配しなければなりません。通常同時通訳で使われる通訳資料は、例えばドイツ語と日本語の同時通訳の場合、日本語とドイツ語の両言語で書かれた文書が中心ですが、ドイツ語圏では英語で書かれた資料も日常的に資料として用いられ、また国外との媒介語として英語が話されることも極めて一般的である為、英語による資料を届く場合があります。同時通訳案件により、その通訳者の専門とする言語とは異なる、例えば英語のスキルも必要になるため、同時通訳者は英語の知見のブラッシュ・アップも常々怠りなく備えなければなりません。

  

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